PET画像診断センター

PETがん検診のご案内

PETがん検診のご案内

「不治の病」「死亡率の高い病気」として恐れられてきた「がん」は、現代医療の進歩により治療することが可能な病になりました。しかし、年々「がん」でなくなる方は増えています。その最大の要因は「早期に治療ができなかった」ということです。「がん」の恐ろしいところは、自分が気づかない間に体内で成長すること。そして、自覚症状が出たころには治療が間に合わない可能性が高いということです。「がん」は少しでも早くみつけ治療するのが重要です。

自分は大丈夫だと思っている間にこそ、しっかりと検査をすることが一番の予防になります。「がん」は体内のあらゆる所に発症します。一つ一つの臓器をじっくりと検査していくこともできますが、これでは時間と費用がかかってしまいます。しかし、当院で導入している「PET/CT」なら、全身の細胞の働き具合を調べることで、短時間で全身を調べることができます。万が一所見があった場合は、当院にて二次検査や治療を行うなど一貫したサポート体制をとっています。

早期膵癌追加オプション

本邦において膵癌の罹患者数は年間約4400人(2019年)、死亡者数は年間約3900人(2022年)と上昇傾向にあります。また、膵癌が発見できたとしても、その予後は不良とされています。その理由は、膵癌が発見されても進行膵癌になってからのことが多いためです。5年生存率がStage1(早期膵癌)では42.1%であるのに対して、Stage2、Stage3では12.4%、Stage4では1.8%と急激に低くなると言われています。いかに早期膵癌の発見が大切かということがお分かりいただけると存じます。
日本医学放射線学会や日本消化器病学会でも膵癌の早期発見に向けて討論が重ねられています。画像的には膵癌になる前にみられる所見として、①膵管の限局性狭窄と尾側膵管拡張の出現、②限局性膵萎縮の出現、③IPMN(膵管内乳頭粘液性腫瘍)の存在診断が重要だとされています。
最近、国立がん研究センターから血液バイオマーカー(アポリポプロテインA2アイソフォームズ:APOA2-ATおよびAPOA2-ATQ)が早期膵癌の発見に有用であると発表され、公的医療保険で臨床可能になりました。腫瘍マーカーのCA19-9値と組み合わせると、2cm以下の膵癌(TS1)での発見感度が66.7%に上昇したとされています。また、特異度(膵癌を持たない人が、膵癌がないと正しく判定される割合)も95.3%と高いとされています。
そこで、従来のPETがん検診に加えて、早期膵癌検診オプションコース(①膵臓MRI・MRCP検査、②アポリポプロテインA2アイソフォームズ追加検査)(CA19-9測定は通常のPET検診に含まれています)を開設いたしました。

所要時間は約3時間で、土曜も受診可能です。

グランドコース <PET/CTがん検査>
特徴

全身のPET/CTによるがん検診と胃がんリスクファクター検査(ABC検診)、腫瘍マーカー検査を組み合わせた総合がん検診のコースです。

以下の検査が含まれます。

(1)
PET/CT検査
(2)

問診、身長、体重、ピロリ菌検査、ペプシノーゲン検査、腫瘍マーカー5種。
※血清抗体測定法によるピロリ菌検査を行います。また、ペプシノーゲン測定による萎縮性胃炎判定も行います。
※腫瘍マーカーにはCEA(大腸・胃)、CA19-9(膵臓)、AFP(肝臓)、SCC(肺)、男性にはPSA(前立腺)、女性にはCA125(子宮・卵巣)の検査が含まれます。

(3)

放射線専門医、核医学専門医、PET診断認定医による総合判定

所要時間 3時間~4時間
検査開始時刻 9時台、11時台、13時台
料金

2025年3月まで 130,000円(税込)
2025年4月より 110,000円(税込)
2回目以降は10%割引 (前回より3年以内)

オプション

追加:20,000円(税込)
血算、血液生化学、尿検査、便潜血(2日法)

早期膵がん
追加オプション

追加:30,000円(税込)
膵臓のMRI検査と新しく承認された血液バイオマーカー(アポリポプロテインA2アイソフォームズ:APOA2-ATおよびAPOA2-ATQ)測定の追加で早期膵癌の検診を行います。
以下の検査が含まれます。

(1)
膵臓MRI・MRCP検査(MRCP:MR胆道膵管撮影)
(2)
血液バイオマーカー(アポリポプロテインA2アイソフォームズ:APOA2-ATおよびAPOA2-ATQ)測定の追加(他の腫瘍マーカー検査と同時に採血)
(3)
放射線専門医、消化器病専門医による総合判定

検査結果ならびに総合判定につきましては、10日ほどでご自宅あてに郵送いたします。検査の画像情報が入ったCD-Rも同封いたします。


総合グランドコース <PET/CTがん検査+脳検査(MRI・MRA+PET)>
特徴

全身のPET/CT(詳細CT)によるがん検診と血液検査、胃がんリスクファクター検査(ABC検診)、腫瘍マーカー検査を組み合わせた総合がん検診のコースです。脳検査ではアルツハイマー病などの痴呆疾患の検査を中心に、脳動脈瘤、脳梗塞、脳出血、脳腫瘍の有無について検査します。

以下の検査が含まれます。

(1)
PET/CT検査(脳+駆幹部)
(2)

脳MRI+MRA(MR脳動脈撮影)

(3)

問診(簡易知能テストを含みます)、身長、体重、ピロリ菌検査、ペプシノーゲン検査、腫瘍マーカー5種。
※血清抗体測定法によるピロリ菌検査を行います。また、ペプシノーゲン測定による萎縮性胃炎判定も行います。
※腫瘍マーカーにはCEA(大腸・胃)、CA19-9(膵臓)、AFP(肝臓)、SCC(肺)、男性にはPSA(前立腺)、女性にはCA125(子宮・卵巣)の検査が含まれます。

(4)

放射線専門医、核医学専門医、PET診断認定医による総合判定

脳検査につきましては脳神経専門放射線医が読影と判定を担当します。

所要時間 3時間~4時間
検査開始時刻 13時台(月~金)
料金

2025年3月まで 初回:180,000円(税込)
2025年4月より 初回:150,000円(税込)
2回目以降:10%割引 (前回より3年以内)

※事情により脳MRI・MRAの撮影ができない方については
2025年3月まで 初回:170,000円(税込)
2025年4月より 初回:140,000円(税込)
2回目以降:10%割引 (前回より3年以内)

オプション

追加:20,000円(税込)
血算、血液生化学、尿検査、便潜血(2日法)

早期膵がん
追加オプション

追加:30,000円(税込)
膵臓のMRI検査と新しく承認された血液バイオマーカー(アポリポプロテインA2アイソフォームズ:APOA2-ATおよびAPOA2-ATQ)測定の追加で早期膵癌の検診を行います。
以下の検査が含まれます。

(1)
膵臓MRI・MRCP検査(MRCP:MR胆道膵管撮影)
(2)
血液バイオマーカー(アポリポプロテインA2アイソフォームズ:APOA2-ATおよびAPOA2-ATQ)測定の追加(他の腫瘍マーカー検査と同時に採血)
(3)
放射線専門医、消化器病専門医による総合判定

検査結果ならびに総合判定につきましては、10日ほどでご自宅あてに郵送いたします。検査の画像情報が入ったCD-Rも同封いたします。


人生100年コース <PET/CTがん検査>(※75歳以上の方)
特徴

全身のPET/CTによるがん検診と胃がんリスクファクター検査(ABC検診)、腫瘍マーカー検査。人生100年の時代を見据えた総合がん検診のコースです。

以下の検査が含まれます。

(1)
PET/CT検査
(2)

問診、身長、体重、ピロリ菌検査、ペプシノーゲン検査、腫瘍マーカー5種。
※血清抗体測定法によるピロリ菌検査を行います。また、ペプシノーゲン測定による萎縮性胃炎判定も行います。
※腫瘍マーカーにはCEA(大腸・胃)、CA19-9(膵臓)、AFP(肝臓)、SCC(肺)、男性にはPSA(前立腺)、女性にはCA125(子宮・卵巣)の検査が含まれます。

(3)

放射線専門医、核医学専門医、PET診断認定医による総合判定

所要時間 3時間~4時間
検査開始時刻 9時台、11時台、13時台
料金

2025年3月まで 120,000円(税込)
2025年4月より 100,000円(税込)

オプション

追加:20,000円(税込)
血算、血液生化学、尿検査、便潜血(2日法)

早期膵がん
追加オプション

追加:30,000円(税込)
膵臓のMRI検査と新しく承認された血液バイオマーカー(アポリポプロテインA2アイソフォームズ:APOA2-ATおよびAPOA2-ATQ)測定の追加で早期膵癌の検診を行います。
以下の検査が含まれます。

(1)
膵臓MRI・MRCP検査(MRCP:MR胆道膵管撮影)
(2)
血液バイオマーカー(アポリポプロテインA2アイソフォームズ:APOA2-ATおよびAPOA2-ATQ)測定の追加(他の腫瘍マーカー検査と同時に採血)
(3)
放射線専門医、消化器病専門医による総合判定

検査結果ならびに総合判定につきましては、10日ほどでご自宅あてに郵送いたします。検査の画像情報が入ったCD-Rも同封いたします。


人間ドック併用コース <PET/CTがん検査>
特徴

当院での人間ドックと併用する全身のPET/CT(詳細CT)によるがん検診のコースです。(ドック検査日の後2週間以内にPET/CT検査をお受けいただきます。)

以下の検査が含まれます。

(1)
PET/CT検査
(2)
問診
(3)
放射線専門医、核医学専門医、PET診断認定医による読影。
所要時間 3時間~4時間
検査開始時刻 9時台、11時台、13時台
料金

2025年3月まで 120,000円(税込)
2025年4月より 100,000円(税込)

早期膵がん
追加オプション

追加:30,000円(税込)
膵臓のMRI検査と新しく承認された血液バイオマーカー(アポリポプロテインA2アイソフォームズ:APOA2-ATおよびAPOA2-ATQ)測定の追加で早期膵癌の検診を行います。
以下の検査が含まれます。

(1)
膵臓MRI・MRCP検査(MRCP:MR胆道膵管撮影)
(2)
血液バイオマーカー(アポリポプロテインA2アイソフォームズ:APOA2-ATおよびAPOA2-ATQ)測定の追加(他の腫瘍マーカー検査と同時に採血)
(3)
放射線専門医、消化器病専門医による総合判定

検査結果ならびに総合判定につきましては、人間ドックの報告書とともにお送りいたします。なお、検査時期がずれるため人間ドックの報告書に同封できない場合には、別送いたします。


お問い合わせ

フリーダイヤル:0120-38-5660TEL:043-421-5660 FAX:043-421-6581

受付時間:月~金曜日 8:30~17:00 土曜日 8:30~12:00

TOP