血管外科

近年、高血圧症・高脂血症・糖尿病などの成人病の増加や人口の高齢化に伴い動脈硬化性疾患の患者さん、慢性腎不全の患者さんが激増しています。まさに「人は血管とともに老いる」のであり、「血管疾患を診て、治す」必要性は今までになく高まっています。

当院の血管外科では、腹部、上肢、下肢の動脈・静脈に関係するあらゆる疾患の内科的治療・外科的治療を取り扱っています。心臓疾患は徐脈性心疾患のみペースメーカー手術を行っています。

診療体制

血管外科を専門とする3人の医師による構成で、血管外科専門外来を月から土曜日まで毎日、予定手術を週3日、緊急手術、血管造影・機能検査を随時行っています。外来は予約制を基本としており、初診の患者さんでも電話での予約が可能です。

治療方針

初診時は問診・診察・無侵襲血管機能検査を、必要に応じて、3D-CT血管造影、MRI血管撮影、カテーテル血管造影などを施行し、これらの検査結果と患者さんの全身状態を考慮して治療方針を決定します。血管疾患の患者さんの多くは高齢者ですが、QOL(生活の質)向上のために積極的に治療を検討しています。

対象疾患

閉塞性動脈硬化症、バージャー(ビュルガー)病、腹部大動脈瘤、その他の動脈瘤(内臓動脈瘤、四肢動脈瘤など)、透析患者における内シャント不全、下肢静脈瘤、深部静脈血栓症など。脳血管疾患に対する診断・治療は脳神経外科の領域となります。

得意分野

下肢閉塞性動脈硬化症、急性動脈閉塞症、腹部大動脈瘤といった動脈疾患、下肢静脈瘤や深部静脈血栓症などの静脈疾患等、血管外科全般にわたります。外科的治療ばかりではなく、薬物治療・理学療法も専門的に行っています。特に、重症虚血肢に対する診断・治療は県内でも先駆的な役割を担っています。

外来で行う検査

血管生理的検査(ABI-下肢血管脈波検査、皮膚かん流圧検査)、下肢血管超音波検査、3D-CT血管造影、MRI血管撮影、不整脈に対する種々の検査、負荷心筋シンチグラフィーなど。

入院で行う検査

血管造影:主にカテーテルを必要とするもの


血管外科部長 谷嶋 紀行

経歴:
平成6年神戸大学医学部卒業、千葉大学医学部附属病院第1外科入局、小田原市立病院外科、国保多古中央病院外科、国保君津中央病院心臓血管外科にて研修、千葉大学医学部大学院卒業、カリフォルニア大学リバーサイド校バイオメディカルサイエンス研究員、千葉県循環器病センター心臓血管外科医長、千葉市立海浜病院心臓血管外科主任医長、平成22年より当院
資格:
心臓血管外科専門医、日本血管外科学会認定血管内治療医、日本外科学会外科専門医、脈管学会専門医、医学博士

血管外科部長 西村 克樹

経歴:
平成6年千葉大学医学部卒業、同年千葉大学医学部付属病院第1外科入局。千葉県救急医療センター、千葉県循環器病センター、日本心臓血圧研究振興会付属榊原記念病院にて研修。
資格:
日本外科学会認定医、検診マンモグラフィー読影認定医。

血管外科医長 仁科 洋人

経歴:
平成14年千葉大学医学部卒業、同年千葉大学先端応用外科入局、足利赤十字病院心臓血管外科、千葉市立海浜病院心臓血管外科、平成22年より当院
資格:
日本外科学会外科専門医。

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