耳鼻咽喉科

その他の耳科疾患の治療について

その他の耳科疾患の治療について

突発性難聴

急性期の方(発症後2週間以内、遅くとも1ヶ月以内)の場合、難聴の程度、めまいの有無、糖尿病の有無などから判断して、外来での内服治療・点滴治療、あるいは入院での点滴治療を行っています。入院の場合、期間は1~2週間程度で、ステロイドホルモン、プロスタグランジンなどの点滴を行います。

顔面神経麻痺

急性期の方については、麻痺の程度、難聴やめまいの有無、糖尿病の有無、発症後の日数などから判断して、外来での内服治療あるいは入院での点滴治療( 1~2週間程度)を行っています。入院の場合、重症度や原因疾患によりステロイドの大量療法を行います。重症の場合には、発症後7~10日目に予後判定の電気学的検査を行い、予後不良と判断された場合には顔面神経管開放術をお勧めしています。また、麻痺した筋肉が固まらないように、自分で行うリハビリテーションの指導を行っています。顔面神経麻痺後遺症に対するボトックス治療なども行っています。

耳管開放症

軽度の方は自然軽快や生活指導で改善することがありますが、改善しない方には生理食塩水の点鼻、漢方薬などによる治療、鼓膜テープ、鼓膜チューブ留置、耳管開口部への薬液噴霧を行っています。

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